歯列矯正をするお子様の場合は今後の顎の状態を測定できる、骨年齢測定を併せて行うことをお勧めしています。
小児矯正歯科
PEDIATRIC ORTHODONTICS
矯正治療の
シミュレーション動画
矯正治療で必要な3Dデジタルスキャナー「iTero」を揃えインビザラインによる矯正治療の精度を向上させています。
小児矯正
正面
左右比較
咬合面
抜歯症例
正面
左右比較
咬合面
非抜歯症例
正面
左右比較
咬合面
子どもの矯正歯科
(小児矯正)について

骨年齢測定について


料金
骨年齢測定 | 15,000円 |
---|---|
骨年齢測定 +矯正の検査 |
10,000円 (+矯正検査代) |
骨年齢測定は通常15,000円ですが、矯正の検査と併せて行う場合は矯正検査代+10,000円で測定可能です。
骨年齢測定についてはこちら子どもの矯正歯科(小児矯正)の目的
発達段階にある子どものうちから矯正治療を始めることで、骨格的な不正の改善を図ることができます。さらに大人になってからの矯正にかかる治療期間が短くて済むなど、将来的なメリットも多くあります。
小児矯正を行う大きな目的は、お子様の将来を見据えて歯並びや噛み合わせが正しく整う環境をつくってあげることにあります。小児矯正を行うことで、成長して大人になった時の顔立ちもバランスの取れたものになりやすくなるでしょう。
お子様の歯並びや噛み合わせにつきましても、お気軽にご相談ください。
子どもの矯正(小児矯正)の
メリット・効果

個人差はありますが、小児矯正を行うことで将来的に以下のようなことが期待できます。
- 受け口(反対咬合)の回避
- 八重歯強調の回避
- 出っ歯の回避
- 歯の叢生の回避
- いびきや口呼吸の回避
- 顎(輪郭)がすっきりする
- 成人矯正での抜歯の回避
- 成人矯正での期間や費用の軽減

子どもの矯正を始める
タイミングについて
Ⅰ期治療(幼児、小学生〜)

子どもの矯正を始めるタイミングは、お子様の年齢や歯の生え変わり等によって個人差があります。
基本的には前歯が生え変わり、6歳臼歯が生えると大まかな歯並びが決まってくるため、この時期のご相談をお勧めしています。もちろん他の時期でも、お子様の成長段階に合わせた治療をご提案していますので、いつでもご相談可能です。
Ⅱ期治療(中学生、高校生〜)

2期治療とは、永久歯への生え変わり後の治療のことを指します。1期治療を終えてから経過を観察し、中学生頃のタイミングで2期治療に移行します。
ワイヤーの矯正装置を用いるのが一般的で、永久歯の歯並びや噛み合わせを正しく整えることが主な目的となります。1期治療で早くから問題点を改善しておくことで、2期治療の期間を短縮できたり、簡単にできる場合があります。
小児矯正の装置の種類

-
ムーシールド
受け口(反対咬合)のお子様に使用する、取り外し可能な器具です。透明な大きいマウスピース型で、夜眠るときにつけるだけで受け口の改善が可能です。乳歯列期のお子様や、受け口の早期初期治療に用います。
また、取り外し可能な装置は、治療のゴールが患者さんの協力度に左右されます。適齢期は4〜6歳の夜間の装着に協力可能な年頃です。成長してから反対咬合を治すのは高額で期間も長くかかってしまい、骨格性の症例は外科手術を視野に入れる場合もあります。小児期に顎の発達を抑制したり促進することで、成長後の顎の状態を整えることもできます。 -
プレオルソ・マイオブレース
夜のみ装着する取り外し可能な矯正装置です。
本格矯正に入る前の導入としてプレ矯正や小児矯正終了後の保定装置として使用することもあります。出っ歯や反対咬合などお子様それぞれの骨格や歯並びによって使う装置を選択します。
デンタルIQの高い欧米やオーストラリアでは未就学児の年齢から積極的に使われています。 - 拡大装置 歯が生える隙間が足りない場合などに拡大装置を用いて、上顎骨または上下顎の歯列を拡大することで歯の萌出スペースを確保します。取り外し式と固定式があり、お子様のお口の状態に合わせて選択します。
- ワイヤー矯正(マルチブラケット) 歯に接着したブラケットという小さな装置をつけ、ワイヤーの弾性を利用して歯並びを整えていきます。見た目が気になるという方には、目立ちにくい白いワイヤーや透明のブラケット、歯の裏側に装置をつけて行う矯正治療(リンガルブラケット)などがあります。
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マウスピース矯正 専用のマウスピースを作成し、段階的に取り換えることで矯正治療を行います。装置は透明で目立ちにくく取り外しが可能です。インビザラインファーストという小児用マウスピース矯正は、目立たず痛みも少ないため小学生の女の子を中心に人気です。
マイオブレースとは

マイオブレースとは、オーストラリアの小児矯正で、3歳から15歳まで使用できます。
寝ている間と日中1時間のみの短時間使用なのでお子様の負担が少ないです。
出っ歯や開咬(前歯が噛み合わない状態)は舌が歯に当たって押し出してしまったり舌のポジションに問題があることが多いです。マイオブレースなどのプレ矯正装置には、舌のポジションを修正するためのわかりやすいくぼみと突起がついています。装着するだけで自然と舌を正しい位置に誘導することができるため、低年齢のお子様の筋機能矯正として非常に有効です。
舌を正しいポジションへ導くことは歯列不正を防ぐだけでなく、正しい日本語や外国語の発音のためにも大切です。また、歯並びがきれいになった後の矯正治療の後戻り防止にもつながります。
低年齢のうちに夜だけ装置をつけることで改善が見込めることもあるため、歯並びで気になることがあればお気軽にご相談ください。
口腔悪習癖とは
- 口がポカンとあいている
- 口呼吸
- 指しゃぶりや爪、唇を噛む
- 歯ぎしりをしている
- いびきをかいている
など、このような習慣が続いてしまうと永久歯の歯並びに影響してしまうことがあります。
マイオブレース治療ステージ
ステージ1 習癖の改善
舌を正位置に置くことや、鼻呼吸することなど、お口を正しい姿勢にします。
ステージ2 歯列の発育
上顎を発達させ、歯列が正常に並ぶようにスペースを作ります。
ステージ3 歯の配列
永久歯の最後の歯が生え始めた頃に、ティーン用のマイオブレースを使い、歯並びを揃えていきます。
ステージ4 保定
最終ステージでは、正しい口腔習癖を確実にすることが目的です。
始めやすい小児矯正マイオブレース

マイオブレースは、口腔悪習癖を改善することから始まり、自然な発育を促し、綺麗な歯並びを目指すことができます。そして普通の矯正治療よりも費用がかからないことから沢山の方々が始めやすい小児矯正です。
ムーシールドとは

3歳検診時に受け口(反対咬合)と診断された場合、また6歳臼歯(第一大臼歯)萌出期以降の受け口(反対咬合)に適応可能な装置です。
ムーシールドはお口周りの筋肉を整え、正常な咬合へ誘導します。
3歳から5歳位の乳歯列期における早期初期治療、6歳から11歳位の第一大臼歯萌出期以降における第1期治療として用いられます。
ムーシールドの使い方
- ムーシールドは主に夜間、就寝時に使用します。就寝時使用することでお子様への負担が少ないことも特徴です。
- 口を開けて寝ていても唾液を嚥下する時は必ず口を閉じます。この時ムーシールドの効果で筋肉が働き、顎を正常な位置に戻そうと訓練されます。
- 日中に装置を適切に装着できるのか練習しておくと安心です。
- 歯科医師の指示のもと、およそ1年間を目処に使用します。
- 受け口(反対咬合)は発音がしにくいだけではなく、多くは審美的な問題が挙げられます。
- また成長期が過ぎ、骨格性反対咬合と診断された場合、外科的な矯正治療が必要となる場合があります。
- 受け口(反対咬合)は3歳を過ぎた頃から治療を始めることができます。
- 逆の噛み合わせは上顎の成長を阻害し、下顎の成長を促進すると考えられているため
早期の治療をお勧めいたします。
プレオルソとは

プレオルソは症例に応じて3タイプの装置があります。
特徴として柔らかい素材を使用しているためお子様への負担が少なく、小児(4才〜10才)の骨がまだ軟らかい時期に使うことで、顎の拡大等非常に大きな効果が期待できます。
また本格矯正の前段階として、低価格で矯正治療を始められます。
プレオルソを勧める5つの理由

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固定式の矯正装置は違和感や痛みが強いですが、機能的マウスピース型の矯正装置はほとんどありません。
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装着時間は就寝中だけで十分なので、外出先に持って行って無くしてしまう心配がありません。
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治療費は一般的なワイヤー矯正やマウスピース矯正よりも矯正治療を始めやすい価格です。
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お口周りの筋肉をトレーニングすることで口呼吸から鼻呼吸へ促します。
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装置は3タイプあるのでそれぞれのお口に合った装置を選択できます。
小児の矯正においては「咬み合わせ」と「歯ならび」を改善すると同時に機能的な「口呼吸から鼻呼吸へ」が 非常に重要と考えています。マウスピースを使うこの治療法は子どもの成長発育にとても大切です。小児矯正治療を行うことで、成人矯正治療の費用や負担を軽減することもできます。
ケースのカラーは青とピンクの2種類

ケースのカラーは青とピンクの2種類です。
好きな色のケースを使って気分を上げて、矯正治療を行なっていきましょう。